やねうらストーリー

東京で働く人の、頭の屋根裏にあるこぼれ話

くまった!やりたいことが分からない

 大学三年目にして「やりたいこと・本当に興味のあること」が見つからないという超典型的な悩みに直面しています。いやいや今更!?王道すぎて自分でも笑えてくる…

 

そもそも私は「やりたいこと・本当に興味のあること」を見つけたくて留学までしたようなものなのに、なぜこんなことになっているのか。そんなこと考えた事もないよ?みたいになあなあと就職していく人々を内心馬鹿にしていたのに、なぜ自分が。だらだら過ごしたかと聞かれれば決してそんなことはない。でも毎日必死で頑張ったかって聞かれたらそうでもないかも。うーむ。

 

中高は演劇系の部活で、青春ばりばりの6年間を過ごしました。授業が終わった瞬間にジャージに着替えて練習場所に走っていったり、放課後マックでストロベリーシェイクを飲みながら同輩と劇の方向性について話したり、毎日「うわー青春してるよ」って我ながら思うくらい、すごく楽しかった。華のJK時代ですね。でも演技がそこまで得意だった訳ではなくて、むしろ演じるより歌う事、演劇より映画の方が好きなので、部活ありきの趣味みたいなところは多分にあったと思う。

 

それで高校二年生になって進路を考えた時に、やっぱりこのままではいけないなと思った。自分が何を大切にしているのか考えた時、己は何者かって考えた時に、学校名とか通知表の数字とかしか浮かんでこなくて、第一志望にしていた大学もブランド名に惹かれていただけだということに気づいて、情けなさすぎて涙が出た。でも悲しいからって気づかなかったことにするわけにはいかないので、そこから今ここで真剣に考えないと私の人生はだめになると思って、人生が終わるみたいな表情で毎日思い詰めて考えた結果、留学することにした。とにかく今の自分はブランドやら数字やらに惑わされすぎている、コンテクストが通用しない外国に行っちゃえば本当の自分とやらに向き合えるかもしれない、と思って。

 

ちょっと長くなったので続きは明日!くまった時は寝るのが一番。