やねうらストーリー

アメリカ留学中の女子大生の、頭の屋根裏にあるこぼれ話

バイリンガル向けのキャリアフォーラムに行ってきた

今月の頭、4月9日に開催されたU.S.キャリアフォーラムなるものに行ってきたのでレポートしたいと思います。最近やたら就職やらビザやらについて書いてますが、私が来年無事に就職なり大学院に行くなりするまではちょこちょこ書き続けると思います。だってそのことで頭いっぱいなんだもの…!

 

今回のキャリアフォーラムは、CFN (CareerForum. Net) という「日英バイリンガルのための就職・転職ジョブサイト」の企画で開催されました。CFNはかのボストンキャリアフォーラムを開催していることで有名で、毎年11月に行われるこのキャリアフォーラムでは大手企業が200社以上参加、たったの三日間で応募、面接、内定が出ることから全米どころか世界中から日本人の学生が集い、4000-5000人のスーツを着た若者が就活合戦を繰り広げます。学部留学生の間では、熱心な人は一年生から参加し、三年生の秋に翌年のインターンをゲット、そこで経験を積んで、四年生の秋には内定をゲットして無事に日本に帰ってゆくのが基本パターンです。前回の記事でも書きましたが、なんだかんだいってアメリカでの就職は無理ゲーなので、大学院に進学するのでなければ卒業後は日本に帰るという人が多いです。私は大学一年生の時に下見のつもりで参加しましたが、履歴書もすかすかだったし面接されるのも怖かったし、何より紋切り型のスーツを着て似たようなメイクに似たようなバッグを持ってせかせかと歩き回る人の群れが気持ち悪くなり、もう二度とこんなところ来るもんか、こんな没個性のことされてたまるもんか、絶対に自分はこうなりたくない、と誓って帰ってきました。というわけで二年生と三年生の秋は断固として行かなかったのですが、自分の立場がよくよく分かった今、今年の秋は本命の就活ではないにせよ(なにせアメリカでの就職が第一希望なので)ボストンには行くと思います。

 

前置きが長くなってしまったけれど、今回私が参加したニューヨークでのキャリアフォーラムはボストンとは少し違い、対象はアメリカ現地でのポストのみです。採用対象は日英バイリンガルの学生か転職希望者、参加企業は約50社。対象がけっこう狭いので、参加企業はアメリカにオフィスがある日系企業が多かったです。私は2017年卒業なので就職にはまだ早いのですが、インターンを募集している企業もいくつかあったので、夏のインターンを探しに&来年の練習がてら行ってきました。

 

開催場所はマンハッタンの隅にある大きなコンベンションセンター。ホールの中はミニ幕張メッセみたいな感じで、そこに企業のブースがずらーっと並んでいます。各ブースにはその企業の採用担当者の方が二、三人座り、企業説明会をしていたり、学生と話したり、その場で面接をしたりしています。10時—7時のイベントで、私は午後1時くらいから行ったのですが、あんまり混んでいませんでした。

 

まず最初に、お目当ての出版社2社のブースをアタック。50社も来るイベントなのに出版業界しか考えていない私は、この2社だけのために往復6時間の道のりを電車とバスに揺られて来たようなものなので、事前準備はばっちりです。ブースに歩み寄り、笑顔で挨拶し、英語と日本語の履歴書を提出。その場で即面接をしていただきました。面接時間は両方とも30分程、もう少し短かったかも。内容はごく普通の面接で、大学で専攻していることや、アメリカに留学した理由や、志望理由などを聞かれました。もともとが書く事に興味があるし、これまでのインターンや仕事もだいたいの経験は出版に関係しているので、説明に苦労はしませんでした。1社からは冬のインターンへのお誘いを頂き、もう1社からはライティングサンプルを送るように言われて、私のイベントの目玉は合計1時間半ほどで終了。

 

帰りのバスは7時頃だったので、残りの時間をどうするか、5ドルもするミニホットドッグをほおばりながらフードコートで考えました。とりあえず来たのは来たのだから、いろいろと応募してみようと思い、ホールに戻ってうろうろすること30分程。旅行社に何社か応募し、あるところでは面接をしていただいて、合否は後で連絡しますと言われました。文学と旅行の関係性について支離滅裂なことを口走ったあげく、将来はお客様の旅行の役に立ちたいと見え透いた嘘を言ったので多分ここは落ちたなーと思いつつ他の企業もまわり、飛び込み応募できそうなところを探します。ちょっと会計に興味があったのですが、この業界は会計学専攻の生徒しか採用対象ではないらしく、少しお話したのですがあっけなく最初の一分でアウト。その後はひたすらうろうろし、少しでもチャンスがありそうなところは履歴書を渡し、出版&ライティングにまみれた私の履歴書を見て相手の表情がみるみる険しくなっていくのを何度か見ました。もうこれで終わりかなーと思っていたところ、ブースに立っていたお姉様と目が合った不動産会社の面接に呼んで頂いて、とにかく夏のインターンがしたいと連呼し続けた結果、後ほど連絡しますと言って頂けました。この時点で6時過ぎ。もうどこの企業もブースを片付け始めていて、イベント自体が終了しかけていたので、ここにて私の長ーい一日も終了!学生と企業の交流会用に設置されたバーからシャンパンを頂いて、ちょっと休憩して、バスでフィラデルフィアに帰ってきました。

 

とまあ、そこそこの成果をだし、就活とはこんなものなのか、という感覚も少しつかめたので、往復50ドルくらい出して行ったかいは充分にあったかなと思います。学んだ事としては、

  • 応募した業種に関係がないことがいっぱい履歴書にのっていると、紙面のみを元に面接に呼んでもらうのは難しい
  • でも全く興味と関係のない業種でも、素直に「私はこういうことが好きです」と言うと、あなたの興味に合わせた業務を自分で作ることができますよ、といってもらえることも多い
  • 私の履歴書ではコンサル・銀行・会計は無理
  • 面接ではいっぱい笑顔をみせること、はきはきと話すこと
  • 志望理由は、小さな誇張はいいけど、でっち上げはアウト(○幼少期から旅行をすることが多く、旅行業界に興味を持ちました ×五年後、私はお客様の旅行をサポートするプロになっていたいです)。というか、私はあんまりうまくこういうの言えなかった。
  • スーツにお花柄のリュックで行ったけど大丈夫だった。コンサルのお兄さんには「Cool backpack!」って言ってもらえた。

 

くらいかな…?あとは IT関係の転職希望をしているインド人のおじさんにめっちゃ気に入られて、いっしょにニューヨーク観光しないか、フィラデルフィアまで送っていってあげるから、と言われたのが印象深かったです。いやいや車で三時間かかるところだよ?私とあなた5分前に知り合ったよ??

 

以上、私のキャリア・フォーラム経験談でした。